石垣島馬広場の日々。

与那国から石垣に移り住み、馬と、動物たちと暮らしたくさんふれあえる”馬広場”の日々を記していきます。

裸蹄セミナー

実は東京出張してたわたくし。

10月27日、28日と東京農業大学のグリーンホールアカデミーでフリーダムライディングクラブ主催でナチュラルフーフ・ケアセミナーがあり参加してきました。

東京寒いです…。
久しぶりの山手線は疲れました。

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ちなみにフーフは馬の蹄です。自然の蹄の状態、蹄鉄を着けない裸蹄が馬の健康にはいいんじゃないかというセミナーです。蹄鉄が絶対に良くないとかではないです。選択肢として裸蹄がいいよという話しです。

さて、今回はオーストラリアからジェレミー・フォードさん(オーストラリアを代表するナチュラルフーフケアのスペシャリスト)、ジェニー・クリングリーさん(削蹄師、裸蹄のエンデュランスライダー)夫妻が講師として来てました。

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ジェレミーさんは装蹄師ですが、オーストラリアの再野生馬のブランビーとの出会いで裸蹄への転向のきっかけになったそうです。

オーストラリア各地でナチュラルフーフケアのワークショップを開催、世界で初めめて国家資格になったオーストラリア政府認定のフーフケアコースの主任講師も務めているそうです。

奥さんのジェニーさんは裸蹄でエンデュランス120km?だったかな完走してて、それでも蹄にはまったく問題ないそうです。

1日目は装蹄師さんや獣医師対象で2日目は一般対象でしたが両日参加することにしました!せっかくなので、しっかり勉強です。

ヨナグニウマはずっと裸蹄なので共通部分もあると思い、削蹄もどうやるべきか聞きたかったので思いきってミエちゃんに牧場を任せ東京へ弾丸ツアー行っちゃいました…。


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裸蹄にすることで色々な問題が改善できるということでしたが、そのためには運動、環境、栄養、蹄のケア、知識が大事だということで、単純に裸蹄にすれば良いといわけではないそうです。

うちの馬たちの蹄も写真見てもらいましたが、大丈夫だと言ってもらえました。

うちの場合は環境が大きく、雨が降ると泥で蹄が湿潤した環境になるので、いかに乾かして保てるかですね。

ブーツの展示もあり、日本で買えるように調整中だということだったので楽しみです。
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蹄鉄を外したばかりだとか、蹄低が薄い馬にはブーツは履かせるようで、徐々に蹄鉄から裸蹄に移行するとのことでした。

このブーツ、サイズもたくさんあるそうで踵の部分が動くので靴擦れのようなこともないそうで、とてもフィットすると言ってました。

そして乗馬学校時代にお世話になってた装蹄師さんにも久々にお会いでき、色々な方とお話できて良かったです。

とにかく馬たちが健康的な生活が送れるように頑張ります。